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40〜50歳代では椎間板ヘルニア、椎間板障害、女性の場合は骨がずれてくる"すべり症"が多くなってきます。こうした病気は治療すればほとんど治りますが、忙しくて安静を保ちにくく、治るのに長くかかる場合もあることがこの年代の特徴といえます。
60歳以降になると、椎間板の変性による変形性脊椎症が最も多くなります。老化によるものですから、程度の差はあっても、誰にでも発症する可能性があるといえます。ただ、変形の程度などによって痛みに差があります。また、腰部脊柱管狭窄症も多くなります。これは神経を包む脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて足の方にも痛みが起こる病気です。女性では骨粗鬆症の圧迫骨折による腰痛と、中高年に引き続き"すべり症"が多くなります。
以上の病気以外に、動作などから痛みがくる一般的に多い腰痛は、"腰痛症"といってどの年代にも発症します。原因がはっきりしない病気ですが、一時的に安静にするとひどい症状は治まるので、その後は痛みを起こす特定の動作を避けましょう。
腰痛はどの病気にしても、原因がわかってきちんと治療すれば傷みが治まっていきますし、根治できるものもあります。
Q/急に痛みがきたら?
A/安静にして様子を見ましょう。数日間、様子を見て痛みが軽くならない場合、あるいはひどくなるような場合は必ず病院にかかってください。この間、楽になるようなら温湿布してもかまいませんが、無理に動くことは絶対に避けましょう。
急激な痛みではなくても、一か月以上も続く場合は何か原因があるはずですから、必ず整形外科にかかりましょう。腰痛症は一〜二週間くらいで痛みが治まるものですが、慢性化してしまったら病院で治療してください。
腰痛で得に注意したいのは、痛みの程度です。痛み出してからどれくらい続いているか、日常生活にどの程度の支障をきたしているかが大切なチェック・ポイントです。
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