「大腸がん」(大腸癌)の手術数の全国病院ランキングです。2017年の実績ベース。厚生労働省(厚労省)の病院ごとの手術数に関するデータに基づいています。竹中一央・医師ほか腸の治療・手術専門の医者の一覧。(リトリート編集部)

大腸癌の手術数ランキング(全国トップ30)~2017年実績

順位 病院名 手術数
1位 がん研有明病院
(東京)
697
2位 県立静岡がんセンター
(静岡)
524
3位 大阪医科大学病院
(大阪)
457
4位 埼玉医科大学国際医療センター
(埼玉)
451
5位 虎ノ門病院
(東京)
442
6位 国立がん研究センター中央病院
(東京)
431
7位 国立がん研究センター東病院
(千葉)
388
8位 都立駒込病院
(東京)
340
9位 昭和大学横浜市北部病院
(神奈川)
335
10位 大垣市民病院
(岐阜)
332
11位 恵佑会札幌病院
(北海道)
309
12位 大阪国際がんセンター
(大阪)
302
13位 愛媛県立中央病院
(愛媛)
288
14位 神奈川県立がんセンター
(神奈川)
283
15位 横浜市立大学市民総合医療センター
(神奈川)
281
16位 関西労災病院
(兵庫)
274
17位 北里大学病院
(神奈川)
272
18位 東京大学病院
(東京)
265
19位 藤田医科大学病院
(愛知)
260
20位 山形県立中央病院
(山形)
253
21位 旭中央病院
(千葉)
252
22位 仙台オープン病院
(宮城)
251
順天堂大学順天堂医院
(東京)
251
24位 都立多摩総合医療センター
(東京)
249
25位 静岡県立総合病院
(静岡)
244
26位 防衛医科大学校病院
(埼玉)
242
27位 名古屋第二赤十字病院
(愛知)
241
28位 国立国際医療研究センター病院
(東京)
235
29位 岩手医科大学病院
(岩手)
234
30位 名古屋第一赤十字病院
(愛知)
232
31位 土浦協同病院
(茨城)
230
32位 市立広島市民病院
(広島)
229
33位 自治医科大学病院
(栃木)
228
34位 豊橋市民病院
(愛知)
227
35位 手稲渓仁会病院
(北海道)
224
岩手県立中央病院
(岩手)
224
37位 東京医科大学病院
(東京)
221
日本医科大学病院
(東京)
221
厚生連安城更生病院
(愛知)
221
40位 倉敷中央病院
(岡山)
220

大腸がんとは

大腸がんは、盲腸から結腸(上行、横行、下行、S状)、直腸までの大腸粘膜上皮から発生するがんで、進行すると腹膜、膀胱、子宮、肝臓、肺などへ転移する悪性腫瘍です。

しかし、発育、進展はゆるやかなほうのがんです。

大腸がんの発生頻度は、西ヨーロッパ、北アメリカで最も高く、アジア、アフリカ、南アメリカで最も低い傾向にあり、中間が東ヨーロッパです。

しかし、近年、日本では徐々に増加しており、とくに結腸がんの増加が著しくなっています。

高脂肪・低繊維食の欧米型生活がかかわっているといわれています。

年齢は60歳代をピークに高齢者に多く、性別では男性にやや多いのですが、女性の結腸がんが増加傾向にあります。

大腸がんは、大腸の他の部位に同時にあるいは異時性に多発する傾向にあり、また腺腫を合併することが多いものです。

<引用文献>
「家庭医学事典―ビッグドクター・ハンディ判」



関連ニュース記事

会津医療センター センター長に高久氏 副センター長室井氏、鈴木氏

2013年5月8日、福島民報

福島医大会津医療センターの初代センター長兼会津医療センター付属研究所長に高久史麿会津医療センター準備室長(82)が就任する。福島医大が2013年5月7日、5月12日付人事異動を発表した。

副理事兼会津医療センター副センター長(経営担当)には室井勝副理事兼会津医療センター準備室副室長(67)、会津医療センター副センター長(医療担当)兼医監兼医大教授兼福島医大会津医療センター付属病院長兼総合内科学講座主任に鈴木啓二会津総合病院長(61)が就く。会津医療センター事務局長には佐藤正尚会津総合病院事務局長(58)が就任する。高久センター長と室井副理事はいずれも非常勤。

会津医療センターは福島県立の会津総合、喜多方両病院を統合し、福島県会津若松市河東町に2013年5月11日開所する。5月13日から外来診療を始める。人事異動は次の通り。

部局長等
  • 会津医療センター長兼同センター付属研究所長(同センター準備室長)高久史麿
  • 副理事兼同センター副センター長・経営担当(副理事兼同センター準備室副室長)室井勝
  • 同センター副センター長・医療担当兼医監兼医大教授兼同センター付属病院長兼総合内科学講座主任(会津総合病院長)鈴木啓二
部次長相当職
  • 会津医療センター事務局長(会津総合病院事務局長)佐藤正尚
課長相当職
  • 会津医療センター事務局次長兼総務課長(会津総合病院事務局次長兼総務課長)飛知和好夫
  • 同主幹兼経営企画室長(同病院主幹兼経営企画室長)安藤保寛
  • 会津医療センター付属病院副病院長兼看護部長(同病院副病院長兼看護部長)児島由利江
教授の職
  • 会津医療センター医監兼医大教授兼同センター血液内科学講座主任兼同センター付属病院副病院長・総務(会津医療センター医監兼医大教授)大田雅嗣
  • 同兼同兼同センター漢方医学講座主任兼同センター付属病院副病院長・業務(同センター準備室医監兼同)三潴忠道
  • 同兼同兼同センター循環器内科学講座主任(同)鶴谷善夫
  • 同兼同兼同センター消化器内科学講座主任(同)入沢篤志
  • 同兼同兼同センター糖尿病・代謝・腎臓内科学講座主任(同)塚本和久
  • 同兼同兼同センター小腸・大腸・肛門科学講座主任(同)冨樫一智
  • 同兼同兼同センター外科学講座主任(同)斎藤拓朗
  • 同兼同兼同センター整形外科・脊椎外科学講座主任(同)白土修
  • 同兼同兼同センター感染症・呼吸器内科学講座主任(会津総合病院診療部長)新妻一直
  • 同兼同兼同センター精神医学講座主任(同センター準備室医監兼医大教授)井上新平
  • 同兼同兼同センター耳鼻咽喉科学講座主任(同)小川洋
  • 同センター主任部長兼同兼同センター臨床医学部門長(同センター準備室主任部長兼医大教授)北條洋


2013年2月の開所固める 診療科は23 2病院統合「会津医療センター」/福島県

2010年1月21日、朝日新聞

会津総合と喜多方の2福島県立病院を統合し、会津若松市に設置する会津統合病院(仮称)について、福島県は名称を「会津医療センター(仮称)」と改め、2013年2月に開所する方針を固めた。福島県立医大付属病院として、23の診療科と、教育・研究機能を備える施設となる。

診療科は、統合前の会津総合、喜多方両病院が持つ18科から5科増える。増設されるのは、白血病など血液の病気を治療する「血液内科」や、薬のアレルギーがある人に対し、漢方薬やはり・きゅうで治療する「東洋医学科」など、これまで会津地域になかったり、不足したりしていた診療科。内科から「生活習慣病科」が独立するほか、現在の精神科は「心身医療科」に名称が変わる。

病床数は現在、会津総合、喜多方両院合わせて359床だが、余剰している病床をスリム化し、230床程度となる。

施設は福島県立医大の医学部生の実習に活用するほか、会津地域への医師の定着につなげるため、福島県立医大や自治医大(栃木県)の卒業生を中心に医師国家試験の合格者がその後2年間受ける卒後臨床研修や、3年目以降の後期研修も受け入れる。

計画では、会津医療センター(仮称)の建物は鉄筋コンクリート6階建てで、2010年10月の建設工事発注を目指している。